PEFCはPEFCベラルーシの森林認証システムの相互承認を一時停止
2022年6月17日
SGEC/PEFCジャパン
ベラルーシの国家森林認証システム(規格)の相互承認は、PEFCベラルーシの要請を受けて、PEFC理事会により一時停止されました。
PEFCベラルーシは、システムの規格文書の定期的なレビューが遅れていることをPEFC本部に通知しました。 PEFC本部は、PEFCが提示するベンチマークと国内および国際的な期待に対応するために、承認されたシステムが定期的なレビューを踏まえ適切に更新されていることを確認する必要があります。このPEFCベラルーシの定期的なレビューが期限に間に合わなかったものと思われます。
一時停止の措置は2022年4月18日から有効となり、改正された規格文書が提出されるまで効力を持ち、最長6か月間有効となります。
この措置は、PEFC認証取得組織にとってどのような意味を持ちますか?
ベラルーシの国家森林認証システムに対して発行された認証書は、2022年4月18日をもってPEFC認証としては無効となりました。この一時停止の措置は、森林管理認証とCOC認証両方に適用されます。したがって、認証取得組織はPEFC主張およびPEFCラベルの使用はできなくなり、PEFC認証として原材料を販売することもできなくなりました。
2022年4月14日 PEFC発信
(SGEC/PEFCジャパン 梶谷仮訳)
(SGEC/PEFCジャパン注)
なお、近々ロシアの森林認証システムに対しても同様の措置が取られる可能性があるとの情報があります。