2020年東京オリンピック・パラリンピックにおける紙の調達方針が発表
(6月)


 木材の調達方針に続き、持続可能性に配慮した紙の調達方針について五輪組織委員会ではワーキンググループにて議論を重ねておりましたが、6月に「持続可能性に配慮した調達基準」が発表されました。
 使用される紙について、(1) 古紙パルプを最大限使用していること、(2) 古紙パルプ以外のパルプ(バージンパルプ)の原料となる木材等は、伐採にあたり法令の遵守・生態系や自然の保全・先住民族や地域住民の権利尊重・労働安全の保守などの条件が求められます。
 この紙の調達基準には、条件を満たす紙として「FSC、PEFC(SGECを含む)の認証紙」が認められました。
 またサプライヤーは、使用する紙について記録保管を求められています。
 この調達基準は、五輪競技大会組織委員会のウェブサイトからダウンロードできます;
 https://tokyo2020.org/jp/games/sustainability/sus-code/wcode-timber/data/sus-procurement-paperproducts-code2.pdf