<EUDR適用開始について最新ニュース>
~EUDRの取り扱いに関するEU共同立法者の合意について~
12月4日(水)、EUDRの取り扱いについてPEFC本部より以下の連絡がありましたので、お知らせします。
12月3日夜(中央ヨーロッパ時間)、EUDRに関する交渉の第2ラウンドで、EUの共同立法者(欧州議会、EU加盟国、欧州委員会)は以下の最終的なEUDRの取り決めに合意した。
1.EUDRについては、2025年12月30日から適用(12か月の延期)
2.法案内容については変更しない。よって4番目のリスクカテゴリー(リスクなし)は設定しない。 【SGEC/PEFCジャパン 注】この結果、どの国からの製品であっても地理的位置情報は必要
3.将来的には、持続可能な森林管理を実施している国に対し、簡素化された要件の適用について、委員会が検討する可能性(今後の評価による)有り。
4.企業向けオンラインプラットフォームが2025年12月30日までに完全に稼働しない場合、または国別リスク分類が少なくとも6か月前に公開されない場合、規則をさらに延期できるように、「緊急休止」条項を組み入れ。
次のステップ:延期が発効されるには、合意された法案がEU議会とEU理事会の両方で承認され、年末までにEU官報に掲載される必要がある。EU議会は次回の本会議(12月16~19日)で投票を予定しており、EU理事会の承認も同じ週に行われる可能性。
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