世界初の 森から生まれた「SGEC/PEFC 認証のお菓子」が誕生

2020年6月

埼玉県秩父市のSGEC/PEFC認証市有林内に生息するカエデの木から採取された樹液を使用した、世界初の、森から生まれたSGEC/PEFC認証のお菓子「ちちぶまゆ」(マシュマロ)が誕生、「合同会社 森林認証のもり」(大阪府)により6月から販売が開始されました(詳細ページ) 。

包装紙には、森林認証のもりとSGEC/PEFCロゴマークシールが貼られてあります。

認証林での樹液採取現場10個入り3個入り

ちちぶまゆは、埼玉県秩父市で大正13年創業の秩父中村屋が製造する繭のようにふわふわしたマシュマロ菓子で、そのまま食しても、コーヒーに入れても、バケットにのせて焼いても良しのとても美味しいお菓子です。人気商品になることが期待されています。

秩父市吉田の城峰山地内の市有林は2016年よりSGEC/PEFC FM認証を取得、一方で、以前より秩父市のお菓子な郷推進協議会は同市有林内のカエデより樹液を採取し、秩父カエデ糖を利用したお菓子作りを推進していました。ちちぶまゆの認証は(同)森林認証のもりがCoC認証を取得、同協議会に製造委託をするスキームにて行われました。なお、販売金額の一部は、埼玉県秩父市有林の森林整備に使われます。

通常、SGEC/PEFC CoC認証の対象は木材、紙などが一般的ですが、森林認証林内に生育する山菜、キノコ、認証木から採取される樹液等、非木材の林産品も対象になります。

SGEC/PEFC認証のお菓子の販売活動を通してSGEC/PEFC認証制度の知名度向上が期待されます。

製造者:㈱中村 秩父中村屋 埼玉県秩父市東町13-7

購入のお問合せ・申し込み: (同) 森林認証のもり ウェブサイト http://shin-mori.com/