ITTO事業報告会のお知らせ

SGEC/PEFCジャパンからもアドバイザリーグループのメンバーとして参加しましたITTO事業報告会のお知らせです。

ANALYSIS OF TIMBER LEGALITY ASSURANCE SYSTEMS AND GOOD PRACTICES IN CHINA,

MYANMAR AND VIET NAM FOR SUSTAINABLE TIMBER TRADE

中国・ベトナムにおける持続可能な木材貿易のための合法性確認システム等の分析、成果報告会の開催です


日時: 2023年3月31日(金) 14:00~15:45(オンライン)

参加申し込みhttps://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_buWJBFkXTxqwRg7SKp1s3w

概要

(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)は林野庁の資金拠出によるITTO(国際熱帯木材機関)事業において、輸入事業者の合法性確認(デュー・デリジェンス)を支援するために、中国とベトナムの法制度の概要、木材サプライチェーンの状況及び現地事業者の合法性確認に関する取組について情報収集と分析を行いました。


中国とベトナムは重要な木材製品供給国となっています。両国は木材加工貿易国であり、熱帯諸国から丸太や製材が輸入され、木材製品に利用されています。また、国産材については、小規模農家が管理する植林地が重要な木材供給源となっていますが、木材生産者が多くなりサプライチェーンが複雑となっています。両国のこうした特徴は、輸出される木材製品の合法性確認を行う上での課題にもなっています。
中国については、2020年7月から施行された改正森林法における違法伐採材の取り扱いについて説明し、また中国の木材関連事業者へのアンケート調査に基づき、合法性確認に関する事業者の取組状況についての分析結果を報告します。

ベトナムについては、ベトナム政府が定めたリスク基準(樹種及び地域リスク)に基づき日本に輸出される木材製品の中で、どの製品にどの程度リスク木材が含まれるのか、貿易データに基づく傾向を明らかにするとともに、国産植林木を使った製品のデュー・デリジェンスに活用できるベトナム事業者の取組事例をご紹介します。